インプラント

歯を失った後の選択肢は何があるんですか?

インプラント、入れ歯、ブリッジと3種類あります。

院長:三木

やっぱり、インプラントは怖いなと思います。

知らないと怖いんです。
なんか怖そうと思って選択肢に入れないのはもったいない。

院長:三木

どうしてもったいないんですか??

ブリッジも入れ歯も前後の歯に負担を掛けちゃうんです。
ブリッジは健康な前後の歯を削らないとならない。
入れ歯も総入れ歯以外は、バネをかけなきゃならない。
バネのかかった歯は負担が増えて、将来的に厳しくなるんです。
それが、インプラントだと前後の歯には影響がない。
今ある歯が大事にできるのが、インプラントなんです。

☑入れ歯は噛む力が「6割」
☑ブリッジは、両脇の歯が1.5倍の仕事をしている→10年経つと両脇の歯がへたってきちゃう

院長:三木

なるほど。

あと、1本くらい抜けても大丈夫でしょう、という人いるんですけれど大きい奥歯が1本抜けると、噛む力、どれくらい落ちると思います?

院長:三木

1本なら、まあ、5%くらい??

実は「17%」噛む力が落ちるんです。
しかも向かいの歯が伸びる、両脇の歯が倒れてくる・・・「隙間」を埋めようとして。
悠長にしていると、どの治療もできない状態になります。
なのでまず1本目が肝心。
患者さんのお口とご予算に合わせて、インプラント一択ではなくほかの治療も含めた提案をするので、全体の噛み合わせが崩れる前に、相談してほしいです!(鼻息荒い)

院長:三木

インプラントとは?

インプラントとは、アゴの骨にチタンで出来た人工の歯の根っこを埋め、その上に人工の歯を乗せる治療です。

ちなみにブリッジとは?

無くなった歯の両脇の歯を削って土台を作り、人工の歯を入れる治療方法です。
橋を架けるようなので「ブリッジ」と呼ばれます。
保険がききますが、健康な歯を削る必要があるのが最大のデメリットです。

当院のインプラントの特徴

先ほど院長が話していたように、インプラントありきではなくてほかの治療も含めしっかり時間を取って納得いくまでお話をして治療方針を決めます。
各科の専門医がおりますので、連携の必要がある場合は相談しながら進めます。
患者さんの「10年先のお口」と、抜けたところだけを診るのではなく「お口全体のバランス」をみてご提案いたします。

インプラント治療の流れ

1. 診査と治療計画

インプラントが出来るお口の状態かどうかを、レントゲンやCTで診査診断、問題なければ綿密な治療計画を立てます。

2. インプラント手術

歯の根っこあたる部品「インプラント体」を、アゴの骨に埋入(まいにゅう)します。
角度、長さ、位置を想定した「ガイド」を使うので、安全です。
埋入後、骨とインプラントがしっかり結合(オッセオインテグレーション)するよう3~6ヶ月間待ちます。

3. 人工歯(かぶせ物)を付ける

お口の中全体の型取りをして人工歯を製作、アバットメント(歯の土台)の上に人工歯を装着します。

4. メンテナンスと定期健診

「ホームケア」と「定期健診&メンテナンス」をしっかりを行えば、長くインプランを持たせることが出来ます。

インプラントの研修の様子

豚顎骨実習を行いました!
当院では、より正確で安全な治療を提供するため、日々技術の研鑽に努めています。

今回は、豚の顎骨を使った外科トレーニングを行いました!

ヒトの顎に近い構造を持つ豚顎骨は、

  • インプラントの埋入(まいにゅう)
  • 切開(せっかい)・剥離(はくり)・縫合(ほうごう)の基本手技(しゅぎ)
  • 骨造成(GBR)の練習

など、実際の治療に近いトレーニングが可能です。

確かな手技は、患者さまの「安心」と「信頼」に。
これからも、常に最善の治療を提供できるよう努力してまいります!

「小さな大学病院」チーム医療