歯の根っこの治療

「こんかんちりょう」とは何ですか?
「根管治療(こんかんちりょう)」と書きます。
歯の中の「根っこ」の治療です。

院長:三木

あ、「根っこの治療」ですね!
当院には、根っこの治療の専門家が2名在籍しています。ご紹介します!

院長:三木
こんにちは!
僕は、患者さんの歯を1本でも多く保存する力になりたい、と日々考えています。
→インタビューはこちら

根治:田中
こんにちは!
恩師のお言葉を借りると「『肉眼での根っこの治療』は、『暗闇の中でボトルシップを組み立てる』のと同じ」と。
それくらい根っこの治療は、精密な治療なんです。
当院では「マイクロスコープ」を使って治療をします。(自費診療のみ)
→インタビューはこちら

根治:中西

おお!2人も専門医がいるんですね!
二人ともインタビューで熱く語ってくれています!
根っこの治療は最初が肝心なので、これから始めて根っこの治療する人、再発してしまって困っている人、どちらの人にも読んでほしいです!

院長:三木
根っこの治療とは?

むし歯が進行すると、歯の中の神経まで菌が入り込んでしまいます。
そんな時に必要なのが「根っこの治療=根管治療(こんかんちりょう)」です。
見えないところだからこそ、丁寧で精密な治療が大切です。
神経を取る治療が終わると、レジン(歯科用プラスチック)で土台を立てて(下記画像参照)、かぶせものをします。
神経を取った歯はもろくなるので、強度があるかぶせ物にするのが理想です。

当院の根っこの治療の特徴
現在の保険治療では、残念ながら様々な制約がありベストの根っこの治療を行うことが出来ません。
根っこの治療は「最初が肝心」です。
1. 根っこの治療の専門家が2名在籍
普段大学病院で診療している「根っこの治療の専門家」が2名在籍しています。
根っこの治療について熱く語っている2人の「インタビュー」も併せてごらんください。
2. マイクロスコープを使って治療する(自費治療)
歯の根っこは、1ミリ以下の非常に細く、複雑な形をしています。
複雑な歯の根っこの治療を、勘ではなく歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」で見て治療を進めます。
3. 「歯科用CT」を診て、3次元的に根っこを確認する
「木を見て森を見ず」にならないように、全体の根っこの様子を歯科用CTで3次元的に確認しながら治療を進めます。
4. 「ニッケルチタンファイル」を使って治療する(自費治療)
「ニッケルチタンファイル」という「つまようじより細いヤスリのようなもの」でコンマ何ミリの根っこの隅まで使って掃除・拡大します。
(根っこは人により、形もさまざま、細さもさまざま、曲がり方もさまざま、です)
従来のステンレス製のファイルより、ニッケルチタン製のファイルは柔軟性があるため、複雑な根っこの形でも柔軟に対応できます。
5.「ラバーダム」をして治療する
「いくら根っこをキレイにしても「ラバーダム」をしないと、ガンジス河で料理しているみたいないな感じです」と話す、根っこの治療専門医のインタビューはコチラ


歯の根の治療の流れ

STEP 0:検査・診断
CT・レントゲンで根っこや病巣を確認、診査診断をします。
専門医によるコンサルティングも可能です。
STEP 1:虫歯やかぶせものを取り除く
歯に麻酔をしてから、虫歯やかぶせ物などの補綴物(ほてつぶつ)を取り除きます。
STEP 2:歯の神経(歯髄:しずい)の除去
「ニッケルチタンファイル」などの専用の器具を使って汚染された神経や感染した歯髄を取り除きます。
STEP 3:根っこの洗浄・消毒
根っこを何度も洗浄・徹底的に消毒します。
STEP 4:根っこへの薬剤充填
根っこがキレイになったら、すき間なく薬剤を充填(じゅうてん)していきます。
STEP 5:土台を立てる
かぶせものをするための土台(コア)を立てます。
STEP 6:かぶせ物を装着
かぶせ物を装着して治療は完了です。
患者さんも歯科医師も根気のいる治療です。
でも自分の歯をなるべく長く残して、インプラントになるまでの「時間稼ぎ」をしたい!
噛む触感が残るのは、自分の歯じゃないとできないんです。
大学レベルの治療ができますので、あきらめないで頑張りましょう!

院長:三木
「あの時、知っておけばよかった」ということが一番もったいないので、まずは知ることからスタートしていただければと思います。

根治:田中
(院長)