歯科衛生士 石田

目次
虫歯ゼロを目指します!

(患者さんへのひとことを読んで)歯医者さんなのに「虫歯ゼロを目指す」とありますが、歯医者さんは虫歯になってから行くところと思われている方がまだ多いと思います。
「虫歯ゼロを目指す」ということは変えていきたい!ということですね。
そうですね。
自分自身、子育てもしているので、特に子どもは虫歯ゼロを目指したいです!

衛生士:石田

お子さんはおいくつですか?
来月3歳です。(インタビューは2025/8)
仕事が好きなので歯科衛生士は出産を挟んで切れ目なくやっています。
母のサポートがあるのは、とてもありがたいです!
「ばあば、ありがとう!」と、この場を借りてお礼します。(笑)

衛生士:石田

ずっと同じ衛生士さんに診てもらえる患者さんは、幸せです、羨ましいです。
前職の医院で、そういう感じだった患者さんもいます。
最初泣いていた子がもう中学生になった成長をみられたのが嬉しいですし、やりがいがありますね。

衛生士:石田

ずっと診てもらっていると、近況報告や世間話に花が咲くこともありますか?
すごく多いです、私が診ている患者さんはお話をしに来てもらっている感じ。
最初お話で始まって「じゃあ、そろそろ始めなきゃね」みたいな。(笑)

衛生士:石田
吹奏楽部でクラリネット吹いていました

何で歯科衛生士に?
姉がいるのですが、部活にしても何にしても姉の姿を追っていました。
姉が歯医者で働き始めたので、自分も!と。(笑)
歯科医院で働くにしても「資格があった方がいい」と顧問に言われて。

衛生士:石田

部活の顧問ですか?
吹奏楽部だったんです、クラリネット担当です!

衛生士:石田

うちの娘も吹奏楽部でクラリネットをやってました!(笑)
一緒ですね!(笑)
吹奏楽部の顧問に「歯科衛生士の学校に行った方がいいよ」と言われて、国家資格である歯科衛生士の勉強をしました。

衛生士:石田

歯科衛生士、どんな事を勉強するんですか?
微生物学、組織学、解剖もしたし、歯のクリーニングの実習もあります。
実は飲食業もやったことがあるんですが歯科衛生士に戻ってきて、やっぱり天職だな、と。

衛生士:石田

どういう時に天職だと思います?
仕事が楽しい!
お掃除も楽しいし、人と話すのがすごい好きなので、常に患者さんと喋っていられる。
お口の中の写真を撮るのですが、良く変わっていく写真を見て「頑張っているからですよ~!」とお話しすると、患者さんも嬉しいし私も嬉しいし、お互い喜びを分かち合えます!
子どもでも歯医者さんが苦手な子が多く来るので、治療が必要な場合も「トレーニング」まで持っていけるようにしています。

衛生士:石田
歯医者さんで「トレーニング」?

歯医者さんで「トレーニング」、ですか?
「トレーニング」していくと、お子さんも治療が出来るようになるんです。
小児歯科の先生からも「トレーニングをやっていてくれてたから、治療が出来たよ!」と声掛けられるとすごい嬉しいです!

衛生士:石田

どんな「トレーニング」をするんですか???
歯医者で使う道具を教えていきながら・・・診察台にゴロンとできない子も多いので、順序を追って出来るようにします。
治療をする道具を一部触ったりしてから、治療に見送ります。

衛生士:石田

治療の前段階、ということでしょうか?
そうです、そうです。
先生のところに行って治療が出来るようにするための「トレーニング」ですね。

衛生士:石田

そんなところまで面倒見てくれる歯医者さんって、あるのですね!
ちなみに、子ども一人で診察台にゴロンとするにはどういう風に誘導するんですか?
大体、「椅子が倒れる」「機械が動く」というのが怖いんです。
五香ひだまりは「0歳から来てください」という歯医者さんです。
初めての歯医者さんでもいろいろ知っていて「怖い」と思っているもう少し大きい子には「怖くないんだよ」ということを教えていきます。
歯医者さんの機械の削る音が嫌だったり、「何をされるんだろう」というのがあると思うので、使う器具を教えるなどします。

衛生士:石田
生えたての歯、どうしたらいい?


歯医者さんは、何歳から来るのがいいんですか?
歯が生えたら来てもらった方がいいです。

衛生士:石田

歯が生えたらすぐ来ていい?
問題ないです!
お母さんから「子供の歯が生えてきたんですけど、来ていいんですか?」と聞かれますが、「歯が生えたら来てください!」とお返事します。
1歳半検診からはずっと通ってもらいたいですね。
「生えたての子供の歯のケアが出来ているかどうか?不安だから来る」というお母さんもいます。

衛生士:石田

生えたての歯・・・新米ママの関門ですよね。
「何を使ってお掃除したらいいのか?」とか、兄弟がいるお子さんは「歯磨きになかなか手が回らない」とか。
あとは、お母さんの虫歯が多いから「子供は虫歯にさせたくない!」という考えの人が増えてきたので、早めに連れて来てくれます。
「マイナス1歳からの予防歯科(お子さんが産まれる前にお父さんとお母さんの口の中をキレイにしましょう)」や、「感染の窓(1歳半~2歳半に虫歯になりやすいかなりにくいかが決まる)」など、そういう知識も得てほしいですよね。

衛生士:石田

インスタでもいろいろ発信されていますよね。
まめに更新されていますが、誰がやってます?
私がやっています!
五香のみなさんの「デンタルIQ」のUPに貢献したいです!

衛生士:石田
患者さんにメッセージ

おお!さすがです!マイブームは?
仕事が楽しいんです。(笑)
最近は朝早く起きて「自分の時間」を作ってリラックスしています。
動画を観たり・・・流し見だとあまり観れないので、朝1人で自分の時間で観たいもの、最近では韓国ドラマ「私の夫と結婚して」をアマゾンプライムで観ています。

衛生士:石田

患者さんにメッセージを!
まだ「歯医者さんが怖い」という人は多いです。
問診票を見ても「歯医者怖い」「痛いのが苦手」というという方、すごく多いです。
なので、検診の時はなるべく痛くないように、と常に気を付けています。
再確認のため、スタッフ同志で歯のクリーニングをしたのですが「全然痛くなかったです」と言われて、自分でも安心できました。
ひだまり歯科に来たら「絶対にここに通いたい!」と思ってもらえるように自分もレベルアップしていきたいなと思っています。
精一杯対応していきたいなと思っているので、ぜひ来ていただきたいです!

衛生士:石田
取材後記
人と話すのが好きで、患者さんが喜ぶ姿や成長する姿を見るのが好き、という気持ちがビンビン伝わってきました。
一緒にいるコチラまでポジティブになれるパワーのある衛生士さんでした!