歯科医師 池田 裕樹(いけだ ひろき)

目次

「おじいちゃんを助けたい」から始まった、歯科医師への道 

ご出身は?

奈良県奈良市です。

歯科医師:
池田

どういう子供時代だった?

「活発な子ね」と言われましたね。
ずっと釣りをしていました。

歯科医師:
池田

何を釣っていました?

近くの池で、ブラックバスを釣っていました。
おじいちゃんがヘラブナ釣りで、僕はブラックバス釣りでした。
どちらも魚もいるところはだいたい同じなので、一緒に行っていました。

歯科医師:
池田

どうして歯科医師に?

助産師である母親の勧めです。
釣りを教えてくれたおじいちゃんは歯がなくて困っていて、母親が同じ医療職だったこともあり「歯医者さんという道に進んだらどう?」と。

歯科医師:
池田

おじいちゃんはどういう風に困っていたのですか?

総入れ歯で「入れ歯が合わなくて、痛い。硬いものが食べられへん。」とずっと言っていました。

歯科医師:
池田

困っていたおじいちゃんを見ていたのが、歯科医師へのスタートラインなのですね。
でもその後、「小児歯科」へ進んだのはどうしてですか?

おじいちゃんは孫に入れ歯を作ってもらうことを楽しみにしていましたが、歯科医師の国家試験に受かる前に亡くなってしまいました。
おじいちゃんのように歯の事で困る人が一人でも減るように、子どもの頃から歯を大事にして一生自分の歯で食べられる人が1人でも多くなれば、と思い小児歯科へ進みました。
それと私自身、子ども好きです。

歯科医師:
池田

「院長が一番優しい」と言える理由:18歳からの絆が生む、あたたかい医院の空気感

五香ひだまり歯科さんは、どんな雰囲気の歯医者さんですか?

スタッフがみんな優しいですね。
院長がいちばん優しいと思います、あまり怒っているのを見たことないですね。

歯科医師:
池田

もしかして、院長と池田先生は同級生ですか?

いえ、院長は1個上の先輩です。
18歳からの付き合いで、大学の時のゴルフ部の先輩です。

歯科医師:
池田

歯科大の大学のゴルフ部って、どんな感じですか?

上下関係がとても厳しいです。
先輩が帰る時は、後輩は列になって並んで・・・ガチです。
その頃は大学にも練習場があったので、そこで練習をしていました。

歯科医師:
池田

体育会系ですね!五香ひだまりさんの患者さんの層はどうですか?

お子さんをはじめ、大人、高齢者の方の治療まで幅広く診療しています。
高齢者の方は入れ歯、大人の方は虫歯治療から予防へ繋げる・・・歯科衛生士さんのモチベーションアップがうまいです!

僕が専門としていた小児歯科では「Tell-Show-Do法」というのがあります。
治療の器具などについて「話して」(Tell)「見せて」(Show)「実際にやってみせる」(Do)ことで、段階的に恐怖を取り除くのです。

歯科医師:
池田

器具の説明があって、そのうえ触らせてもらえるなんて、自分が子供の頃はそんなことしてもらえなかったです。
先生も治療現場でとりいれていますか?

はい、見て、触らせます。
例えば「椅子に座るのが怖い」だったら、子どもが椅子のボタンを押して上下させたり。
「じゃあ、次、座って椅子を倒してみようか」と、ボタンを押してもらい、どういう風に動くかを体験してもらう。

歯科医師:
池田

歯医者さんでお菓子やジュースなどの食べ方・飲み方など「食事指導」をやってもらえると聞きました。
それは一般には知られてないと感じますが、そういう話もします?

はい。
「お家でのセルフケア」や「食事の大切さ」を知り、行動を変えることで将来の口の状態を左右する、とお話しします。
例えば、2歳で虫歯になったまま放置したら、その乳歯は12歳まで口の中にある。
そうなると、10年間はその乳歯を使っていかなきゃいけない。
さらに、乳歯も永久歯も虫歯のリスクが高くなります。
確かに、お子さんの歯磨きは大変だと思います、でも僕は押さえてでも歯磨きしてと伝えています。
歯磨きをせず出来た痛い虫歯の治療のために、身体をネットで抑えるような治療は誰も望まないですよね。

歯科医師:
池田

ネットで抑えられているお子さん、見たことあります・・・。
甘いものは、泣かせないためにあげたくなるし、兄弟がいると早いうちから甘いもの食べがち・・・それで虫歯が多くなるのは親としても辛いです。
でも、先生から食事やおやつについてどうしたらいいかの話を聞ければ対策が取れますし、ネットより説得力がありますね。

乳歯だからといって虫歯のまま放置すると、永久歯に与える影響が大きいのです。

歯科医師:
池田

子どもの歯の虫歯が、どうして永久歯に関係あるのですか?

乳歯が虫歯になったままの歯の下の永久歯は、それを避けて生えてこようとする=変なところから永久歯が生えてきます。

歯科医師:
池田

そんなことが起きるのですね。

小児歯科医でもあるので、そのあたりの知識もお伝えできればなと思っています。
障害のある子、発達グレーゾーンの子は今多いので、泣き声とか動きで分かります。
当院で治療が難しい場合は、大学病院に送ることもできるので、まずは近くで診てもらうのもひとつではないかと思います。
また、当院にはもう一人小児歯科医の皆川先生がいて、彼女は僕の一つ下の後輩です。
チームで治療に当たりますので、安心して来てください。

歯科医師:
池田

肉眼の数十倍の世界!「見えないリスク」を見逃さない精密な治療

小児歯科医が2人!心強いです。
ところで、この医院ではマイクロスコープ(上記写真)を使用しての歯科治療を行うことが多いとのこと、どういった治療ですか?

特に「歯の根っこの治療」(根管治療)は、精度が全然違います。
曲がった歯の根など、肉眼では不可能な治療にもチャレンジができます。
また、マイクロは「光が強い」ので細部まで見逃しません!

歯科医師:
池田

確かに光が強い!(下記画像を見ながら)そして、こんなに拡大されるのですね!

小児歯科はもちろん得意ですが、実は大人の一般歯科診療も同じくらい力を入れてやっています。

虫歯や歯周病の治療から、詰め物、かぶせ物、ブリッジまで、大人の治療実績も豊富です。
お子さんの治療やケアのついでに親御さんも一緒に診られます!

また、僕自身、おじいちゃんっ子だったのでご高齢の方とのお話は楽しいですし、入れ歯には特にやりがいを感じています。
ということで、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでが守備範囲です!
「大人の普段の治療も任せられるんだな」と思っていただき、安心してお越しください。

歯科医師:
池田

マイブームは「イカ釣り」です

マイブームは?

「イカ釣り」です。
沖縄で3キロのアオリイカを釣りました。
「レッドモンスター」といって、沖縄でしか釣れないんです。
ティップラン(ティップランエギング)とは、船からアオリイカを狙うスタイルです。

歯科医師:
池田

おお!すごい!
疑似餌(ぎじえ)ですか?

そうです!

歯科医師:
池田

美味しいんですか?

美味しいです。
先日、東京湾でもアオリイカを釣りました。

歯科医師:
池田

色が違う?

「赤イカ系」と「白イカ系」があります。
ゴルフも続けてやっていますけど、ゴルフ場は遠い、イカ釣りは近いので行きやすいです。(笑)

歯科医師:
池田

「ママ友から、いいと聞いて来ました」

患者さんに一言!

来ているお母さんで「ママ友から、いいと聞いて来た」と言ってくださる方もいて嬉しいです!
ドクターも増えて、予約も取りやすくなっていると思います。
まずは一度、会いに来てもらいたいなと思います。

歯科医師:
池田

取材後記&実際の診療の様子

インタビュー後、ちょっとだけ治療の様子を拝見しました。

子供への優しい語り口は、本物でした。
「今からこの鉛筆(注射器)で、歯を眠らせるからね。」
(下記画像内で、子供の手に注射器を触らせている)

「先生ちょっと、歯、つかまえるっ!」
「はい、がんばった!偉かった!」
なるほど、プロの小児歯科医はこうやって子供に話しかける・・・素晴らしい治療でした。

抜いた乳歯をお母さんに「歯を持って帰る?」と聞くと、「持って帰る」とのこと。
「キッチンハイターに入れておくと臭くなくなりますよ」と教えてあげていました。
そんなマメ知識まで教えてくれる先生、なかなかいません。

またもう一人の大人の患者さんには、口内炎の診療をしていました。
口内炎は、口腔粘膜疾患の一つで、腫瘍(舌ガンなど)、感染症(口腔カンジダ症など)、全身疾患のサインとして現れるものなど多岐に渡ります。
これらが歯科の領域だということも、まだ知られていないですよね。

小児歯科医としてのスキルと一般歯科のスキル、どちらも併せ持つ先生でした!

オマケ:診察室にある「3か月後って何日?」

数多くの歯科医院さんに伺っていますが、診察室に3か月後の日付が置いてある医院さんは初めてです!
なんて親切!
次のクリーニングで来る日程の目安になります。